令和6年度診療報酬改定に伴い、当院で算定させていただく項目についてお知らせいたします。
●医療情報取得加算
当院は、マイナ保険証によるオンライン資格確認を行う体制を有しています。オンライン資格確認端末により同意していただくことにより、他の医療機関での受診歴、過去の薬剤情報、特定健診情報等の、必要な診療情報を取得し、診察に活用することができます。正確な情報の取得・活用のため、マイナ保険証のご利用にご協力をお願いいたします。なお当院では、医療情報取得加算2・4:1点を算定させていただきます。
●一般名処方加算
当院は、後発医薬品があるお薬については、一般名による処方を行う場合があります。一般名処方により、万が一特定の医薬品が不足した場合でも、同様の薬効をもつお薬を提供しやすくなります。一般名で処方されたお薬は、処方箋にお薬の商品名ではなく、有効成分が処方箋に記載されます。
●情報通信機器を用いた診療
当院は、情報通信機器を用いた診療を行っています。情報通信機器を用いた診療(オンライン診療)とは、患者様のスマートフォン等の端末によるビデオ通話を行い、診察・処方を行うものです。
*オンライン診療を希望される方は、先ず対面診察をしていただき説明を受けていただく必要があります。
オンライン診療を行う上での代表的な留意事項は以下のとおりです。
◆初診の方は、原則として対面での診察を行っていただきます。
◆同意書への署名が必要です。
◆初診での向精神薬の処方はできません。
◆情報通信機器を用いた診療が行えるかどうかは、担当の医師との相談で決まります。
◆当院では現状、益田和彦医師をかかりつけ医とされている方のみ可能です。
◆情報通信機器を用いた診療を行う際には、事務手数料として診療費用とは別に自費で220円をご請求させていただきます。
●生活習慣病管理料(Ⅱ)
令和6年度診療報酬改定に伴い、当院では令和6年6月1日より、生活習慣病(糖尿病・高血圧症・脂質異常症)を主病名とする患者様には、これまでの特定疾患療養管理料ではなく、生活習慣病管理料を算定させていただくことになります。診察時に、国が指定する”生活習慣病療養計画書”を作成し患者様と目標を共有することにより、より良い治療につなげてまいります。その際に、患者様の署名が必要となりますのでご協力のほどよろしくお願いいたします。この移行に伴い、患者様によっては診察時の自己負担額がこれまでに比べ増えること減ることがあります。
●医療DX推進体制整備加算
医療のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために創設された項目です。
・マイナ保険証の利用率
・オンライン資格確認の利用率
・マイナポータルの診療情報を診察に役立てる
・電子処方箋・電子カルテを導入している
上記をもとに算定されます。
当院では、マイナ保険証、オンライン資格確認の利用率が一定の基準を満たしており、マイナポータルの診療情報を電子カルテ上から参照できる対象を整えていることから、加算1を算定させていただいております。電子処方箋に関しても、導入を検討推進しております。
算定要件に関しては、厚生労働省のHPをご参照ください。
厚生労働省(HP)