養護老人ホームの所在する広島県北広島町には、たくさんの森林資源があります。

 しかしながら、最近ではこの森林に人が立ち入ることが難しくなるほど、手入れがされていない箇所が多く、せっかくの豊富な資源が生かされていない状況が続いています。

私たち、社会福祉法人みぶ福祉会が所属する明和会グループでは、かねてからこの森林を活かし、地域のために役立たせ、地域おこしに繋げたいと考えてきました。

 そんな折、当法人は木質バイオマスボイラー導入の提案を受け検討を重ね、平成27年度にグループ内の老人保健施設あけぼのに木質ペレットボイラーを導入、使用燃料をLPGから木質ペレットに切り替えました。

 平成29年4月に、養護老人ホーム仁愛園を北広島町から当法人に譲り受け、名実ともに民設民営施設としてスタートしました。譲渡を契機に入園者の快適な生活を提供することを主眼とした施設の大規模改修を施工しました。この施設リニューアルに合わせ、温室効果ガス(CO2)排出量の削減を目的に木質ペレットボイラーを導入、施設内で給湯・暖房に使用していた燃料を木質ペレットに切り替えることで、平成30年度は重油・灯油・給湯用のプロパン額を使用せずに過ごすことができました。年度中の木質ペレットの使用量は85.6tで、これは重油約4.3万㍑(117.84tのCO2排出量)の削減に相当します。

 また、平成30年度末から31年度にかけ太陽光発電設備を設置し、同年5月から稼働を開始したところ、この夏の電力使用量も2/3程度に減りました。今後とも、微力ながら地球温暖化防止に努めてまいります。

   令和元年10月    

                                                  社会福祉法人みぶ福祉会

                                                  養護老人ホーム仁愛園

DCIM100MEDIADJI_0191.JPG