明和会グループの所在する北広島町は中国地方の中山間地域であり。たくさんの森林資源があります。森林は人が立ち入ることが難しくなるほど荒れています。この森林を活かし、地域のために役立たせ、地域おこしにつなげたいと考えております。
まずは、灯油やプロパンガスを木質バイオマスに置換え、地域の森林を活用する取組みを行います。
◎燃料を木質バイオマスに置換える利点
1 地域の森林資源を活用できるため、燃料として価格が安定しています。地域に雇用が生まれ、地域にお金を落とすことができます。
2 環境に優しく、温室効果ガス(CO2)の削減が図れます。山林や製材所の未利用材を燃料として利用できるため、山の再生につながります。
3 木質バイオマスの利用は、国が積極的に推進しているため、関係する事業への補助金を活用できます。
当施設の地域熱供給システムは、木質バイオマスボイラを使って あけぼのボイラー室に設置したボイラーであけぼのの給湯はもちろんのこと、道路を挟んで向かい側の正寿園のお風呂の加温や給湯を行っています。 お湯を行き来させるパイプには、㈱イノアック社様の商品であるホットペックス(1キロメートルで1℃温度低下しない!!)を使用して熱を循環しています。
当施設のシステムは「平成 26 年度補正予算再生可能エネルギー熱利用加速化支援対策費補助金」の交付を受けて設置されました。